NVIDIAの最新のGPUであるRTX 3070 Tiについて、NiceHashがレビューを上げています。
概要
RTX 3070 Tiは、RTX 3070(Tiなし)に比べて約10%のゲーミング性能の向上が見られます。しかし、事前のNVIDIAのアナウンスの通りLHR(Lite Hash Rate)制限がかけられており、DaggerHashimotoのハッシュレートはRTX 3070の55%程度に抑えられています。
GPU | コア数 | メモリ | メモリタイプ | バス幅 | メモリスピード | バンド幅 | TDP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GA104-400 | 6144 | 8 GB | GDDR6X | 256 bit | 19 Gbps | 608.3 GB/s | 290 W |
LHR解除できるか?
DaggerHashimotoのマイニング能力を制限するLHRですが、解除できないものとして考えたほうが良さそうです。
RTX 3060のときにLHR制限解除可能なドライバー(NVIDIA 470.05 developer)が出回り、NiceHash QuickMinerでも対応されましたが、
このドライバーはRTX 3070 Tiで使用することができないため、RTX 3060と同じ方法ではハッシュレートの低下を回避することはできません。
ハッシュレート・収益性
主要なアルゴリズムのハッシュレートはこのようになります。
制限がかけられているのはDaggerHashimotoのみのようですので、他のアルゴリズムで使用するならTIなしから正当進化していると言えます。特にOctopusでのマイニング性能は大幅に向上しているため、Octopusマイニングをメインにするならかなり高性能ですね。
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