マイニングする時の接続先が新たに2つ追加されと、NiceHash が伝えています。現状では NiceHash QuickMiner を使用する時に影響を受けます。発表の詳細をみてみましょう。
新たに2地域にサーバーを設置
NiceHash は新たに2地域にサーバーを新設しました。これによりハッシュパワー売買におけるレイテンシーが改善され、NiceHash のサービス全体のパフォーマンス向上が期待されます。
今後は以下のロケーションが接続先として選択できるようになります。
新設(所在地) | EU North(フィンランド・ハミナ) USA East(アメリカ合衆国・バージニア州・アッシュバーン) |
既設(所在地) | EU West(「EU」から改名、ベルギー) USA West(「USA」から改名、アメリカ合衆国・カリフォルニア州) |
マイニングにおいては最も近いサーバーに接続するのが一番いいため、日本から接続する場合は「USA West」を引き続き利用することになります。わざわざリリースの中で「全ロシア人マイナーは EU North に接続しなければなりません」と書いてますが、接続制限などをかけているのでしょうか。
新サーバーの利用方法(NiceHash Miner)
NiceHash Miner を使用している場合は、対象となるユーザーは自動的に新サーバーに再接続されます。手動で接続先を変更したい場合は、プレリリース版(pre-release version)をダウンロードして、「Settings」→「General」→「Service Location」から変更することができます。
プレリリース版ではない安定版のリリース準備が進められているとのことなので、どうしても試してみたいということでなければ、NiceHash Miner のバージョンアップを待つのがいいでしょう。
新サーバーの利用方法(NiceHash QuickMiner)
NiceHash QuickMiner のアイコンを右クリックし、「Settings」→「Edit config file」をクリックして「serviceLocation」を編集します。
"serviceLocation":1,
このコードの数字の部分を接続したい場所の数字に修正すると接続先を変更できます。
接続先ごとの数字は以下のとおりです。
- 0:EU West (Belgium)
- 1:USA West (California)
- 2:EU North (Finland)
- 3:USA East (Virginia)